甲子園は阪神園芸に注目!

高校野球、甲子園を見ているとよくあることが、降雨の中断です。選抜は春先ということもあり、上空は不安定になりがちです。また夏の選手権でも、局地的な大雨が降ることもあって中断することも珍しくありません。野球というスポーツは非常に雨に弱いため、大雨が降るとグラウンドコンディションの悪化により中止になります。ただ、選手や観客のためにもなるべく中止は避けたいところです。そこに登場するのが甲子園球場のスペシャリスト、阪神園芸です。

阪神園芸とは甲子園球場のグラウンド整備などを行う会社です。雨が降りやむとすぐに彼らは活動を開始します。グラウンドの整備のために新しい土をまき、なるべく選手がプレーしやすい環境を整えます。彼らの仕事は神がかっていると言ってもいいでしょう。球場からも彼らを応援する声も聞こえます。これも高校野球の醍醐味の一つです。

ちなみに、甲子園で負けたチームの3年生は記念に土を持って帰ることもありますが、この土を補充してくれるのも阪神園芸の皆さんです。本当に頭が下がります。

グラウンド