甲子園で見られる連投は珍しくない
甲子園で行われる高校野球の全国大会では、各地から選抜された高校がトーナメント式で対戦します。トーナメント開始直後は、学校数も多いので試合に勝っても次の試合までの期間は長いです。しかし、準々決勝くらいまで勝ち進むと連日試合となることも珍しくありません。試合が連日続いた際に問題となるのが、ピッチャーの連投です。選手によっては、数日で数百球投げ続けることになります。控えのピッチャーもいますが、勝ち進むために一人のピッチャーが投げ続けることも珍しくないほどです。
ピッチャーが試合で球を投げすぎると、肩に負荷をかけます。投げすぎて、高校生のうちに体を壊す生徒もいるほどです。将来、プロ野球の選手になることを期待されていた生徒が甲子園での投げすぎが原因で夢を諦めることもあります。
特に夏の甲子園では、試合中に暑さから体力も消耗していくので注意が必要です。試合に勝たせるだけでなく、生徒の体のことも考えなければいけないのが高校野球です。